一生懸命になれない

生まれてからいままで、一生懸命になったことがない。夢中になったことがない。
すごく生き生きして、ギラギラしてる人を見るとちょっと距離を置きたくなる。
私は冷めた目で見てしまう。
こんな私はダメなのだろうか。

いちど整理するために、
一生懸命になる理由を列挙してみると以下の3つかなと思う。
1. 超えれそうな壁が目の前にある
2. 成し遂げた際に適切な報酬がある
3. 行っていること自体が好きである

まず1.に関してですが、高すぎる壁はダメだ。懸命になれない。ゲームでもそうだ。いきなり難易度の高すぎるものを提示されるとやる気を失ってしまう。

次に2.に関して、
頑張っても褒めてくれなければ一生懸命になれない。大会なら名声とか、履歴書に書けるとか。学校の運動会なんかでも、人気者になれるとか親から褒められるとか。最も分かりやすいのがお金です。

最後の3.に関して
このタイプの人は一生懸命だって自覚がないタイプです。一生懸命になる理由に入るかは微妙です。本人は懸命にやってると思っていないから。

まず1、2はシステム的に作られてる。
社会の大きなシステムだ。
やる気がなくなったら成り立たないわけだから。資本主義社会はそことの親和性があるんです。社会主義だと、難しい。
これは、根本的には作られたものだと思った瞬間冷める、私はここに違和感があって冷めてしまうのだとわかった。

かと言って3.も見つかってない。
私は社会に馴染めるのだろうか。